鎌倉農泊協議会の間宮です。
今回は青春18きっぷで、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のゆかりの地を訪ねた話です。
春季用の「青春18きっぷ」が3月1日から利用できました。
JRが発行するチケットで、JR全線の普通列車の普通車自由席が5回終日乗り放題になります。
1セット12,050円なので、一日分の平均は2,410円分乗ればカバーする計算になります。
特急、新幹線、グリーン車は乗れません。
青春という名前がついていますが、誰もが利用できます。
今回は5回に分けて乗車しましたが、その距離は1,362キロにもなりました。
今年1月から大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が始まり、
ドラマの終わりに「ゆかりの地」が紹介されます。
鎌倉中心に、全て訪ねてみようと思い立ちました。
だが、待てよ!
頼朝は若い頃、伊豆に流されたということは、ゆかりの地は鎌倉だけに留まらないか?
案の定。
第1回目は、元八幡・大仏切通と地元でしたが、
第2回目からは伊豆国・韮山の蛭ケ島、北条氏邸跡、八重姫の真珠院、北条寺など伊豆が舞台になりました。
その後は京都・比叡山、三嶋神社、伊東に移り、
早川の石橋山の古戦場、熱海の伊豆山神社と伊豆各所の舞台が続きます。
また真鶴から安房勝山の竜島、上総一ノ宮と千葉も舞台になりました。
あいにく時間だけはたっぷりありますし、
長時間乗ってもJRは車内にトイレもあります。
「青春18きっぷ」にお世話になったのは以下の通りです。
まずは3月2日。
大船―館山(洲崎神社)、(勝山の竜島)。能楽「7騎落ち」の舞台です。
次に3月3日。
鎌倉、上総一ノ宮(上総広常の玉前神社)、千葉(千葉常胤の千葉神社)。
そして3月12日。
沼津(横割八幡宮、八幡神社・頼朝と義経の対面石)。
その次は少し間が空いて3月29日。
横浜から埼玉の高坂までFライン(私鉄)利用で、(巌殿観音)判官塚(比企明神)。
最後は4月8日。
藤沢、草薙、三島(韮山の豆塚神社)、守谷展望台、熱海(伊東の最誓寺)。
青春18きっぷの利用開始の前にも、「ゆかりの地」訪問は始まっていましたので
あわせてご紹介しますね。
1月18日 藤沢、伊豆国・韮山の蛭ケ島・北条氏邸跡・八重姫の真珠院・北条寺など伊豆が舞台になっています。
2月3日 三嶋神社、熱海経由で伊東に移動して、音無神社、東林寺などを訪ねました。
2月9日 早川の石橋山の古戦場、熱海の伊豆山神社と真鶴(巫鳥・しとどの窟、船出の浜)を巡りました。
2月16日 (車で)湯河原の巫鳥・しとどの窟を訪ねました。
2月26日 藤沢、小田原(バス)箱根神社、(バス)三島経由韮山。
関東圏をぐるぐると回りましたが、徒歩で地元・鎌倉でも各所を訪ねてみました。
鎌倉(源氏山)頼朝。藤沢(白旗神社)義経です。
ゆかりの地巡りで、十分に『青春』を楽しめました。
青春18きっぷを利用して動いた距離は、1,362キロ。
頼朝の行動範囲も馬で同じように動いたに違いありません。
移動した分の料金換算は24,930円になりました。
チケットは12,050円で購入したので、約13,000円は得した計算になります。
久しぶりにコロナ禍の中、気をつけながら『青春』を楽しみました。