鎌倉農泊協議会の間宮です。
今回は3年ぶりの「大船まつり」のお話です。
鎌倉在住40年になりますが、「大船まつり」をちゃんと見ようと思ったのは初めてです。
通りがかりにイベントの一部を見かけたことは何回もがありましたが・・・。
大船の街のシンボルだった「松竹撮影所」の閉鎖後、
再び街の活気を取り戻し、盛り上げようと地域住民の手によって始まりました。
コロナ禍で2年間中止・縮小になりましたが、今回で第19回目のお祭りになります。
芸術館通りを中心に歩行者天国にして、イベント本部前会場では模擬店、各種演技を行い、
鎌倉女子大学のキャンパスない菩提樹の道では、フリーマーケットが展開されていました。
街にはお子様連れのファミリーで溢れていました。
ちなみにコロナ前2019年の様子はこちら。
午前9時20分からオープニングイベント「義仙会」による邪気払いとして、
ほら貝、四方祓いなどの演技に続き、式典の和太鼓の演奏。
10時から地元中高生のマーチングバンド、お囃子保存会、一輪車ダンス、
カントリーダンスなどの大パレードが始まります。
今年は人気の仮装は行わないとのことでした。
これら一連のオープニング行事は、ゆっくり出かけたので見逃してしまいました。
事務局によると例年は7万人を越す来場者になるそうです。
今回は、一体どうなるのでしょうか。
中央の大通りには模擬店もかなりの数が出店しています。
今年スローガンは「まちぐるみ、家族ぐるみ、新しい第一歩を踏み出そう」
お祭りモード全開の大船を思い切楽しんで!
イベント全体の印象としては「フェスティバル」というより「町のお祭り」、
手作り感でいっぱいの「大船まつり」。
言い換えると学園の文化祭を大規模にしたような感じでしょうか。
それにしても人、人、人。
全員マスクはしていますが、一気にコロナ以前に戻ったような活気です。
芸術館通りの「本部前会場前」「模擬店会場」「パーフォーマンス会場」と続きます。
早速「ソーラン踊り」が始まりました。
模擬店では、すでに大行列。
子供用の人間モグラ叩き。
一輪車ショー。
自衛隊の白バイ、パトカーの展示。
警察の白バイ、パトーカーとは少し違います。
お子さんの質問に丁寧に説明しています。
鎌倉芸術館の広場の模擬店でも大行列。
タン塩ステーキが大人気でした。
お腹が減ってきていましたが、行列が長すぎて到底並ぶ気持ちにはなれませんでした。
鎌倉女子大学キャンパスではフリーマーケットがずらり。
いろいろなものが格安で並んでいます。
芸術館前の広場でもラップダンスにフラダンス。多くの人垣ができていました。
館内では写真展が開催されていました。
ここにも人だかり。
寅さん映画の集合写真。
渥美さんも倍賞さんも、山田監督中心で多くのスタッフが映っています。
昔の照明係の方のご提供だそうです。ご本人から説明してくださいました。
映画の撮影時の渥美さん、倍賞さんの話題を懐かしそうに話してくれました。
渥美清さん、倍賞千恵子さんの色紙も飾ってありました。
とにかく、私にとっても「大船まつり」は楽しい経験になりました。
駅に向かおうとしたときには、祭りを楽しむ人々で道が歩けないほどでした。
まだ夕方にもならないのに、どの飲食店も満席に。
去年、一昨年と我慢した気持ちが、解放されたような景色でした。