鎌倉農泊協議会の間宮です。
今日は第2回岡田サリー「サリ飯」料理セミナーの様子をお知らせします。
本イベント開催におきましては、マスクの着用・手洗い・消毒・換気に注意して実施しております。
鎌倉農泊協議会主催のおいしいイベント。
観光庁の既存観光拠点の再生計画の採択案件の一つ。
腰越の宿「山葵=WASABI=」が会場だ。
今回の料理メニューはデンマーク人の祖母にフランス人の父を持つ、
岡田サリーさんのアイデアはレンバイで求めた鎌倉野菜でいっぱいだ。
「サリ飯」イベントは、12月のクリスマステーマに続いて2回目の開催になる。
「今日の参加者は、私と同じ元気一杯の方が集まっています」
「感染対策上、いつもは一緒になって料理を作ってもらいますが、
今日は、私の作業を見てメモをとってください」
会場のドアも開けてあり、暖房もあまり効いていないようだが、仕方ないですね。
アシスタントの(リンコ)さんが、いつものようにテキパキ準備をしている。
昨日から既に下拵えはできているからだ。
サリーさんの話をちゃんとメモしたが、
メニュー表を横目で参考にブログの報告を書いている。
「お料理に興味ない方も、サリーさんのデンマーク仕込み、フランス流のアレンジ、
和風も忘れないお料理の作法を、写真を見直しながら、
ブログをまとめているので、最後までお付き合いしてくれますと、
とても嬉しいです。」
ではスタートです。
- 白身魚(タイ)の和風カルパッチョ
- スモークサーモンとオレンジと大根の押し寿司
- いちごとベリーの冬のカプレーゼ
- レインボーサラダラップ
◆白身魚(タイ)の和風カルパッチョ
1.鯛などの淡白なお刺身用の白身魚を1冊(ひとさく)用意してください。
「鯛は高級で値段も高いイメージがあるけれど、今は少し安くなっていますね」
なるべく薄くスライスして、きれいにお皿に並べる。
2.柴漬けはみじん切りにしておく。
3.塩昆布と柴漬けをオリーブオイルに浸しておく。10分ほどそのまま置く。
4.白身魚の上に3を乗せてみじん切りのネギを散らす。オリーブオイル。黒胡椒をかき混ぜる。
少し味を馴染ませるのがポイント。
◆スモークサーモンとオレンジと大根の押し寿司
1.大根をスライサーで縦に薄くスライスする。
それにすし酢とグレープシードオイルで味を染み込ませておく。
オレンジは皮をむきスライス。
2.炊き立ての白米(6合)にすし酢を入れて冷ましながらしゃもじでよく混ぜる。
3.混ぜ終わったらレモンオイル(またはレモン汁)、オリーブオイルを入れ、味を整える。
4.キャロセールのような深皿に、オリーブオイルを多めに塗り、
スモークサーモン、オレンジ、スライス大根の順に敷き詰める。ご飯を上から敷き詰め上から力を入れておす。
食べる前に裏返して、静かに上下を逆さまにする。
(ここがいちばん慎重に行うこと)
5.ティルなどの葉を飾って、粗挽き胡椒と柚子胡椒を合わせてオリーブオイルを垂らして出来上がり。
参加者の皆さんから、「わぁー」と声が上がった。
「うまくひっくり返って、よかった」とサリーさん。
「少人数の時はグラタン皿などで小規模にトライしてみて」
確に少人数の時は、そのほうが良いかもしれないが、ひっくり返す時が難しそうですね。
◆いちごとベリーの冬のカプレーゼ
1.いちごはヘタをとり、たて1/4に切る。
2.ベリー類は洗う。
3.1と2に黒砂糖とブルーベリー黒酢をまぶし、味を染み込ませる。
4.大皿にベビーリーフなどの葉野菜を敷き詰める。(レタス、サニーレタスなど水気の多い葉っぱ類はNGです)
5.生ハム、手でちぎったモッザレラチーズをバランスよくまぶし、
上から塩と胡椒、良質なオリーブオイルを満遍なくまわしかけて出来上がり。
◆レインボーサラダラップ
1.材料は人参を縦に細切りして、パプリカも細切り、パクチー、ケール(なければレタス)を千切り、
紫キャベツはスライサーで削り、アボガドは5mm位の薄さで切る。
これは写真のようにずらしながら円を描くと花びらのようになる。
2.黒豆を加えて、木綿豆腐はサイの目に。ローストナッツは砕いて上にかけるように散らばす。
3.上からかけるドレッシングの作り方。
玉ねぎのすりおろし1/2個分、人参すりおろし大さじ2〜3、ニンニク1片、
味噌(九州の麦味噌)大さじ1、黄卵1個、酢大さじ3、米油1カップ、塩胡椒(適量)。
全ての材料をボウルに入れて混ぜてブレンダーで混ぜる。
これを上から満遍なくかけていく。卵黄があるのでマヨネーズのようになる。
これで全て出来上がり。
作り上げた料理は既に順次、隣の寒い部屋に運んである。
サリーさんとリンコさんがテーブルセッティングする間に、
参加者のみなさんは別の部屋でスタンプラリーに参加して、今日のセミナーの感想をアンケートに打ち込んでいる。
皆さん、スムーズに打ち込みが進んでいます。
この後はご覧のような豪華な料理が並びました。
この後、軽く持ち込みのワインやノンアルコールと共に試食会。
味の感想や、作り方のコツなどの質問も出ている。
私は写真を撮りながら、ご相伴に預かるという素晴らしい役目だ。
最後のサリーさんから送ってきた3D写真を披露します。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。
このブログの後は「大河ドラマ第3話」、「瀬谷の山森ファームの収穫イベント」が続きます。
少し、お待ちくださいね。
本イベントは「鎌倉ときめきスタンプラリー」でご応募いただき、抽選で当選された方が参加できるイベントです。
他にも様々なモニターツアーがございますので、ぜひご参加ください。
間宮 武美/Takemi Mamiya 広告会社博報堂を定年退職後、鎌倉から韓国ソウルまで80日間の徒歩の旅に挑戦。足かけ8年で鎌倉市と韓国安東市のパートナーシティ提携。宣伝会議で「提案営業力養成講座」講師を継続。J2コンプレックス(広告制作会社)で副社長を経て特別顧問を歴任。鎌倉農泊協議会アドバイザーとして参加し現在に至る。 著書に「鎌倉―ソウル 2328キロを歩く」(講談社)、「僕たちの広告時代」(宣伝会議)。 |