佐助カフェ(サスケカフェ) ブックカフェ|鎌倉エリア

店舗情報

名称佐助カフェ(サスケカフェ)
ジャンルブックカフェ
住所〒248-0017 神奈川県鎌倉市佐助2-18-15
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営業時間11:00~17:00
(定休日:火曜日、水曜日)
電話番号0467-55-5226
公式サイトhttps://sasuke-cafe.com/

店舗紹介

佐助ブレンドコーヒーと佐助焼き。アートとブックをお楽しみください♪

佐助カフェは、鎌倉市佐助にある喫茶店です。 鎌倉にゆかりのある作家の書籍を読みながらゆったりとした時間をお過ごしいただけます。店内に設置したギャラリースペースでは毎月異なるアーティストの作品を展示いたします。


閑静な住宅街にお洒落な交流の場、「佐助カフェ」にギャラリーが増えました。

普段は静かな鎌倉・佐助の街並み。その中に佇む「佐助カフェ」。

その街並みも週末には、近くの銭洗弁天や葛原岡神社、源氏山や頼朝像を訪ねる人で賑わいを増します。午前中からお茶と早めのランチを求めてやってくるお客さまで満席状態。細みの体にエプロン姿のオーナー島崎亮平さんも、スタッフの一人として忙しく動いています。

お客さまとは必ず一言二言、言葉を交わす島崎さん。お店とお客さまのコミュニケーションを大事にされているからでしょう。中には毎日のように現れる近所の常連さんもいて賑やかです。まさに住宅街のお洒落な交流の場ですね。

まずは島崎さんのプロフィールをご紹介します。

佐助カフェのオーナー 島崎亮平さん

1961年、北九州生まれ。慶應義塾大学法学部入学。大学在学中さらに開発経済を学ぶため、最終的に英国のケンブリッジ大学に留学。卒業後は英国の銀行へ入社。支店のある香港へ転勤など重ねて、帰国して30代は銀行関係、40代は異業種の電気事業会社(NY)へ転職しました。世界食糧機構(食糧サポート)で国連の職員として、ケニア、ラオス、スーダンを回ったことも。その後、金融の世界へ戻りフランス国営の金融会社の日本投資顧問会社社長を歴任。これを最後に、金融界を引退しました。

まさにグローバルな生き方をされてきた島崎さんですが、2019年に「感性を大事に生きたい」とリタイア。その後、野山を走るレースに参加したり、東京マラソンでは3時間23分というサブフォーの記録を出しています。

  • サブフォー(サブ4)とは、42.195kmのフルマラソンを4時間以内で走りきること。サブフォーのランナーは、全体の上位20%程度と言われていて、多くのランナーがサブフォーを目標に走っているそうです。

奥様は陶芸に興味があり自宅に窯を希望していた関係で、縁があってここ佐助の山に移住してきました。そして、自宅のある鎌倉に文化の香りがする飲食店を開くことを決意し、2019年10月「佐助カフェ」をオープンしました。

手にした本を読みながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

佐助カフェの店内には鎌倉にゆかりのある作家の書籍が並んでいて、気になる本があったら手に取って席でじっくりと読むことができます。また、店内に設置したギャラリースペースには、毎月異なるアーティストの作品が展示されています。つまり書籍とアートが楽しめるお店になっているのです。

様々な書籍が並ぶ店内
表紙を眺めているだけでも十分楽しめます
書籍以外の展示も
書籍販売コーナーで購入も可能

島崎さんは鎌倉農泊協議会主催の第2回作文コンクール「鎌倉大好き!」の審査員も担当していただきます。

鎌倉農泊協議会主催の作文コンクールのチラシもご厚意で置いていただきました

この春、「第0回かま展」を主催しました。

佐助カフェがある場所は繁華街から離れています。コロナ禍の影響もあり出品してもらえるだろうかと直前まで悩んだ末、「第0回」と銘打って開催したそうです。

毎日新聞で記事になりました

フタを開けてみると1歳の赤ちゃんから85歳まで123点ものご応募があり、ジャンルも油絵、水彩画、写真、墨書、版画とまさに表現の洪水状態。こんなにバラバラだと、逆に統一感すら感じると評価されたといいます。

コロナ禍のもと閉じこもりがちになる毎日ですが、生の作品の息づかいを伝えたいと展示会を開いた島崎さん。このアイディアの元となったのが、英国に留学していた時に出会った展覧会「サマー・エキシビション」です。大作家もアマチュアも参加できるサマー・エキシビションは、有名なプロの作品の横にアマチュアの作品が並ぶのですが、当時の島崎さんには衝撃でした。街のみんなが心から楽しめる。それが素晴らしいと思ったそうです。

英国は日本と同じ島国で、季節の移ろいに敏感だったり、繊細で細部にこだわるところも似ています。英国暮らしで強く感じたのが「クロスボーダー」ということ。異文化を積極的に取り込み、渾然一体となったところから新しい文化を育んでいく。今、日本が学ぶべき点の一つだと確信しているそうです。

今回は「0回」なので手探り状態でしたが、次回の「かま展」は、地域の公園や協力者の庭先も展示会場になっても良いと考えている。地域の文化交流の場として、新たな社会文化のプラットフォームができれば」と、目を輝かせていました。

「佐助カフェギャラリー」がオープン。

最近、道路を挟んで目に前の一軒家を買取り、同じように洒落たデザインの「佐助カフェギャラリー」をオープンしました。

落ち着いた雰囲気のかわいい外観

取材に訪れた日は、ちょうど地元の方の写真展が初日を迎えて賑わっていました。

気持ちの良い風が通り抜けます
これからたくさんの作品を展示していきます

アートギャラリーのスケジュールは佐助カフェ公式サイトでもご確認いただけますので、ぜひチェックしてみてくださいね。


周辺の観光地紹介

源氏山(げんじやま)

別名白旗山、または旗立山と呼ばれていたこともあります。緑豊かな自然に囲まれた公園内には頼朝像があり、春には桜、秋には紅葉が楽しめます。

所在地 :神奈川県鎌倉市扇ガ谷4-649-1

葛原岡神社(くずはらおかじんじゃ)

この神社は後醍醐天皇の忠臣として鎌倉幕府討幕に活躍した日野 俊基(ひの としもと)卿をお祀りする神社です。桜の季節が楽しみです。

所在地:神奈川県鎌倉市梶原5-9-1

銭洗弁天(ぜにあらいべんてん)

銭洗弁天の正式な名称は「銭洗弁財天 宇賀福神社(ぜにあらいべんざいてん うがふくじんじゃ)」。銭を洗う泉は鎌倉五名水の一つで、「銭洗水」と呼ばれています。神社の縁起で源頼朝の夢枕に宇賀福神が現れて「西北に谷があり、そこの泉を汲んで神に祈れば国が平穏になるだろう」と告げ、頼朝はすぐさまこの谷を探させて、泉を見つけると宇賀福神を祀ったといわれています。宇賀福神が夢枕に現れたのが文治元年、巳の年、巳の月、巳の刻だったとされているため、今でも巳の日には多くの参拝者で賑わいます。

所在地:神奈川県鎌倉市佐助2-25-16

佐助稲荷神社(さすけいなりじんじゃ)

源氏山の山懐に抱かれた、俗世間と隔てられた隠れ里のように、朱塗りの奉納鳥居と赤い幟がある神社。頼朝の若い頃、夢枕に鎌倉の神霊の化身が現れて「私は隠れ里の稲荷だ」とお告げがあり、頼朝はその草を煎じて飲んで平家討伐が叶ったとされています。「佐殿」を助けたので「佐助」の名前がついたと伝えられています。

所在地:神奈川県鎌倉市佐助2-22-12

化粧坂切通し(けわいざかきりどおし)

化粧坂(仮粧坂)切通し。化粧坂は鎌倉の北西から武蔵方面に抜ける武蔵路の出入り口に当たります。吾妻鏡のなかで売買所を設けて良い場所の一つで「気和飛坂山上」と書かれていて、かなり賑わった所とされています。「化粧坂」の由来は、ここで首実験のために平家の武将の首を化粧したためという説のほか、この地に遊郭があったからとも言われています。とにかく、険しい坂です。

所在地:神奈川県鎌倉市扇ガ谷源氏山公園付近

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