鎌倉農泊協議会の間宮です。
観光庁の助成事業の一環で行う2回目の実証実験。
天狼院書店とコラボした「湘南モデル撮影会」。
今回は腰越地区を中心に行われた。
江ノ電の江ノ島駅に集合、腰越電車通り、満福寺、腰越海岸、
134号線沿で江ノ電とモデルを撮る。
最後は私達の宿 T-LEEF Vacation House「山葵 -WASABI-」での撮影会。
名古屋、茅ヶ崎、東京、川崎と市外の常連の参加者も多い。
海でのショット、お寺でのショット、庭でのショット、部屋の中でのショット。
参加者10名は、各自ご自慢のカメラで専門的な方法を駆使して撮りまくった。
最初のロケ地は義経の腰越状で有名な満福寺。
同じ時間、同じ環境にいても、見えている景色、撮る瞬間はそれぞれ違うのだ。
今回は講師の榊智朗さんの言葉を追いかけてみよう。
「体を動かして撮ろう」
「1本のレンズに拘らず、体の寄り引きで撮る」
「モデルに撮らされるのでなく、自分の意思で撮る」
「光と影を活かして撮る」
「男性と女性では、同じショットでも捉え方が違う」
「逆光を活かして撮る」
「雲と光を活かして撮る」
「自分の好きな写真より、人が良いという写真を大事にして」
江ノ電の鎌倉高校駅前までの134号線。
電車の来るタイミングでモデリングする。
私は地元なので電車の来る時間が、簡単に想像できる。
スラムダンク聖地で有名な踏切だ。
最後のロケ地、T-LEEF Vacation House「山葵-WASABI-」へ時間通り到着。
山葵の庭や部屋で二人のモデルをどう撮るか。
紅葉をバックにサキさん。
ベッドをステージにアヤカさん。
ポートレートの仕事が、よくわかる。
「デジタルはくっきり映るから、ソフトに撮るには工夫が必要だ」
この日、一人で1000枚の写真を撮った方が最高で、約500枚前後はザラにいた。
すごい情熱だ。
最後にスタッフの草間さんが、「それぞれ自信作を5枚選んでください」でスタートした。
いよいよテレビ画面にご自慢の写真を移して講評が始まる。
写真が変わるごとに「カワイイ!」「いいね、いいね!」と周りからも声がかかる。
講師の榊さんは「これとか、いいじゃん」と参加者をエンカレッジする。
「カーテン越しの光は柔らかく撮れる」
「ストロボをたくより、自然光で撮る方が柔らかな表情が出る」
「ストロボを使うと仕事っぽい写真になる。雑誌編集とか」
「風景は絵で見てみよう」
「正面で撮る。人間を写す」
講師のアドバイスはレンズやカメラそのもの、機材の違いの説明は、
素人の私はよくわからないが、共感のできる言葉が多かった。
今回の企画は観光庁の既存観光拠点再生計画に、
我々が採択されて行った実証実験の一環だ。
普段の撮影会は参加費が必要だが、
今回は実証実験のために参加費は無料。
しかし「鎌倉ときめきスタンプラリー」に会員登録して、
アンケートに応えることが必要だ。
参加した皆さんも満足したと思う。
次の天狼院書店とのコラボ企画は3月以降になる。