銭洗弁天(ぜにあらいべんてん)
銭洗弁天の正式な名称は「銭洗弁財天 宇賀福神社(ぜにあらいべんざいてん うがふくじんじゃ)」。銭を洗う泉は鎌倉五名水の一つで、「銭洗水」と呼ばれています。神社の縁起で源頼朝の夢枕に宇賀福神が現れて「西北に谷があり、そこの泉を汲んで神に祈れば国が平穏になるだろう」と告げ、頼朝はすぐさまこの谷を探させて、泉を見つけると宇賀福神を祀ったといわれています。宇賀福神が夢枕に現れたのが文治元年、巳の年、巳の月、巳の刻だったとされているため、今でも巳の日には多くの参拝者で賑わいます。
所在地:神奈川県鎌倉市佐助2-25-16