鎌倉農泊協議会の間宮です。
いよいよ、今年の大河ドラマが始まりましたよね。
楽しみに待っていました。
HPの一つのテーマにするために、関係する本を2冊購入した。
「鎌倉13人衆の真実」(宝島社)
源頼朝の死後、即位した2代将軍・頼家。
若き将軍を補佐する名目で敷かれた。13人の合議制だったが……。
繰り返される陰謀と抗争、暗殺。
血で血を洗う鎌倉幕府の実験をかけた仁義なき戦いが始まる。
歴史的人物の解説。鎌倉幕府の基本構造と、
改めて頭に入れることが大変である。
この本は登場者が、「ひかわなにおほほはあみあみ」(13人の家臣団の名前の覚え方)。
記者発表の時に三谷幸喜さんが暴露した記憶法だ。
第1話では、(ほ)北条時政、(ほ)北条義時が出てくる。
近隣の豪族たちの酒宴で登場するのは(み)三浦義澄。
ちなみにこれから登場する(ひ)比企能員、(か)梶原景時、(わ)和田義盛と続く。
これから、13人衆は助け合ったり、殺しあったりと、
どんな展開をするのだろう。
「鎌倉殿の13人(前編)」(NHK出版)
こちらは大河ドラマ・ガイド。
この本は出演者の紹介が主で、歴史上の人物は添え書きのようだ。
ドラマのあらすじについても、第20話まで紹介されている。
つまり後編もあるので、揃えると合計2,200円になる。
FBのNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(グループメンバー7117人)。
学者の方から鎌倉在住の方以外にも様々な方がメンバーとして参加している。
歴史的事実の解説、史実とのドラマの相違点が飛び交う。
このほかに昔の大河ドラマとの比較、衣装の使い回しの説明に至るまで、
その情報量についていけない。
管理人からはドラマのネタバレ情報は、硬く禁じられている。
また、その反論もありで少々、場外論戦もありで騒がしい。
私は歴史研究家でもないので、鎌倉在住を理由に、
ドラマの後で、毎回ドラマの内容のゆかりの地の紹介があるので、
それにこだわりに、毎回追いかけてみたい。
「元八幡(由比若宮)」
鎌倉と源氏の繋がりは、ここから始まった。
元八幡は社殿も小さく、目立たずに場所もわかりにくい。
鎌倉女子学院の脇の路地を入り、次の路地を曲がったところに小さく立つ神社。
バス停の「元八幡」が目印になるくらいだが、大きな歴史の変換点なった神社だ。
実は鎌倉在住38年で初めてお参りしたのだ。
かつて鎌倉の海岸線は一の鳥居のあたりまであったと聞く。
いまは残念ながら普通の住宅街に囲まれている。
しかし、鎌倉の歴史に重要なポイントなのだ。
材木座の宿「琥珀」にも近いので、これからは、ちゃんとお参りしたい。
「大仏切通」
大仏切通(だいぶつきりどおし)は、山と海に囲まれた鎌倉に通じる峠の道だ。
いわゆる「鎌倉七口(かまくらななくち)」の一つに数えられ、
鎌倉市北部を経て武蔵国、更には京都方面へ通じる道路だった。
付近に造られた平場や(やぐら)などとともに、
かつての鎌倉の幹線道路のあり方を、今によく伝えていると言われている。
(*)やぐらとは鎌倉の周辺で鎌倉時代中期以降から、
室町時代前半にかけて使われた横穴式の納骨窟、供養窟。
市内で2500以上が確認されている。
今日は長谷の大仏の先のトンネル横から階段を上がり大仏切通と葛原岡コースの別れ道に到着した。
今日は銭洗弁天へ向かわずに大仏切通を抜けて火の見下へ降りることにした。
大河ドラマの撮影は、現在の鎌倉では誰もいない早朝に寺社以外には
撮影ができないが、このように、毎週ドラマの「ゆかりの地」だけは現代の鎌倉が紹介される。
鎌倉市はこの大河ドラマを通じて、オーバーツーリズムに対して、
「分散観光」を目指している。
腰越には腰越状で有名な「満福寺」があり、材木座には「由比若宮」もある。
観光客に期待する観光地の分散化である。
我々の宿も腰越と材木座にある。
これも宿は分散観光に貢献していると考える。
今後、大河ドラマの展開で、どんなブログ(鎌倉万歩)になるか、私もわからない。