
みんがらーばー(こんにちは)! 鎌倉農泊協議会で 研修生をしています。
鎌倉に来てから、いろいろなことに おどろきましたが、最近一番 心に残っているのは「冬の おふろ」のことです。 私の 国、ミャンマーは 一年中 暑い 国です。だから、日本の 冬の 寒さは、私にとって 初めての 体けんでした。
今日は、冷え切った 私の 体と 心を 温めてくれた、日本の おふろの お話を させてください。
1. 日本の 冬は、とっても 冷たい!
12月の 鎌倉は、空気が キンと 冷えています。 朝、畑に 行くと、草の上に 白い 氷の つぶ(霜)が ついていて、キラキラして きれいです。でも、ミャンマーの 太陽に なれている 私には、この 寒さは 少し こたえました。
「日本の 冬は、こんなに きびしいんだ……」
そう 思っていた 私に、農家の お母さんが 言いました。 「今日は 寒いから、早く おふろに 入って 温まりなさい。お湯を 用意して あるからね」
2. おふろは、大きな お料理の なべ!?
ミャンマーでは、おふろは「体を きれいにする 場所」です。 外にある 水がめで、冷たい 水を かぶるのが ふつうです。だから、日本のお家の中に お湯を ためた「湯ぶね」が あるのを 見たとき、私は 本当に おどろきました。
「お母さん、これ、大きな お料理の なべみたいですね! 私、ゆでられて しまいそうです!」
私が そう言うと、お母さんは 大わらいしました。 「大丈夫よ。これは あなたを 温めるための、魔法の 箱なんだから」
私は おそるおそる、日本式の おふろの ルールを 教わりました。 湯ぶねに 入る前に、まずは 体を きれいに 洗うこと。そして、石けんを 全部 流してから、お湯の中に 入ること。ミャンマーには ない 約そくが たくさんあって、パズルのようで おもしろかったです。
3. じわーっと 広がる、幸せの 魔法
体を 洗ってから、ゆっくりと 温かい お湯の中に 体を 沈めました。
「ふあぁ……」
思わず、声が 出てしまいました。 冷えて 固まっていた 肩(かた)や 足の 先が、お湯の中で ゆっくりと ほどけていくのが 分かりました。まるで、心の中の 氷が 太陽の 光で とけていくような、そんな 幸せな 気持ちです。
ふたを 開けた 湯ぶねからは、真っ白な 湯気が 上がっています。 その 湯気の 向こうに、鎌倉の 静かな 夜の けしきが 見えます。 「ああ、これが 日本の 人たちが 大好きな 時間なんだな」と、肌で 感じることが できました。
4. つながっている、家族の 温かさ
おふろから 上がったあと、お父さんが こんな ことを 教えてくれました。
「日本ではね、同じ お湯に 家族みんなが 順番に 入るんだよ。だから、あとの 人のために お湯を きれいに 使う。おふろは、家族の 温かさを つなぐ 場所でも あるんだね」
その 言葉を 聞いて、私は また 感動しました。 ただ 体を 温めるだけではなくて、次に 入る 人の ことを 考えながら おふろを 使う。 そこには、日本の 人たちが 大切に している「おもいやり」の 心が 詰まっていました。
ミャンマーの 家族と 離れて 暮らす 寂しさが、おふろの 温もりと 一緒に、どこかへ 消えていくような 気がしました。
まとめ:冬の 鎌倉で、あなたも ぽかぽかに なりませんか?
鎌倉の 農はく(農家に 泊まること)に 来たら、ぜひ ゆっくりと おふろに 入ってみてください。
外は 寒いけれど、おふろから 上がったあとの 体は、まるで ストーブを 入れたみたいに ずっと 温かいままです。 そして、農家の お父さんや お母さんと 一緒に 温かい お茶を 飲めば、あなたの 心も ぽかぽかに なるはずです。
日本の 冬は 寒いけれど、その おかげで 見つけられる「温かさ」が あります。 あなたも 鎌倉で、その 魔法を 体けんしてみませんか?
ちぇーずーてぃんばーでー(ありがとうございました)!
