足もとから 幸せが 広がる、冬の 鎌倉 あったか 日記

みんがらーばー(こんにちは)! 鎌倉 農泊協議会で 研修生をしています!

日本の 冬は、私が 想像していたよりも ずっと「わがまま」でした。 朝は ふとんが 私を はなしてくれないし、外に出れば つめたい 風が ほっぺたを ツンツンと ついてきます。

一年中 太陽が ニコニコしている ミャンマーから 来た 私にとって、この 寒さは 最初、ちょっとした 事件でした。特に、お世話に なっている 農家の 古い お家は、木の ぬくもりは すてきですが、冬に なると どこからか ひんやりした 空気が しのび込んできます。

「日本の 冬って、こんなに 厳しいの……?」

そう ふるえていた 私の 前に あらわれたのが、リビングの 真ん中に ちんざする、あの ふしぎな 家具でした。


1. 謎の「ふとん付き テーブル」との 出会い

ある日の 夕方、畑(はたけ)から 帰ってきた 私は、リビングの けしきが 変わっているのに 気づきました。 いつもの もくせいの テーブルに、ぶあつい、モコモコした 布団が すっぽりと かぶせられていたのです。

「お母さん、どうして テーブルが お昼寝を しているんですか?」

私が 不思議そうに 聞くと、お母さんは 楽しそうに 笑って 言いました。 「これはね、お昼寝じゃないのよ。冬の 日本の 最高の あいぼう『こたつ』 っていうの。〇〇ちゃんも、早く 入ってごらん」

私は おそる恐る、その 布団の すそを 少しだけ 持ち上げて、冷え切った 足を 中に 差し込んでみました。


2. 足もとから 溶けていく、魔法の 瞬間

「……っ!!」

言葉に なりませんでした。 布団の 中に 足を 入れた 瞬間、まるで 温(あたた)かい 雲(くも)に 包(つつ)まれたような、あるいは 優しい おゆの中に うかんでいるような、えも言われぬ こうふくかんが 私をおそいました。

足のゆびさきから じわじわと 温もりが つたわり、それが ひざ、こし、そして せなかへと 広がっていきます。 さっきまで 寒さで キュッと ちぢこまっていた 私の 心が、まるで 春に さく 花のように、ゆっくりと ほどけていくのが 分かりました。

「お母さん……ここ、てんごくですか?」

私の 問いかけに、お母さんは「そうよ、冬げんていの 天国ね」と 答えてくれました。 ミャンマーには「だんぼう」という 文化が ありません。暑いときは 風を 通せば いいけれど、寒いときに こうやって「せっきょくてきに 温まる」という たいけんは、私にとって かくめいてきな で               きごとでした。


3. 一度 入ったら 最後。こたつの「怖い」魔力

でも、この まほうには、ひとつだけ「怖い」ことが ありました。 それは、「一度 入ってしまうと、二度と 外の 世界に 戻もどれなくなる」 ということです。

「あ、キッチンに お水を 取りに 行かなきゃ」 そう 思うのですが、こたつの 外の 空気は 冷たくて、まるで べつのわくせいのように 感じられます。 「あと 5分だけ……」「あと 3分だけ……」

そうやって ねばっているうちに、気づくと 1時間が 過ぎています。 農家のお父さんが「こたつはね、人間の ほねを 抜いちゃう 魔法の 箱なんだよ」とじょうだんを 言っていましたが、本当に その通りだと思いました。

お父さんも お母さんも、そして 研修生の 私も、みんな こたつに かはんしんを 飲み込まれたまま、うごけなくなってしまいます。日本には「こたつむり(こたつ + かたつむり)」という 言葉が あるそうですが、まさに 今の 私たちは それでした。


4. みかんと おしゃべり:心の 距離(きょり)が 縮まる 場所

こたつの 魔法は、温かいだけでは ありません。 この 四角い テーブルはかぞくの 心を ぎゅっと ちかづけてくれる 魔法も 持っています。

夜に なると、テーブルの 上には やまもりの 「みかん」 が 登場します。 みんなで 足を 寄せ合って、テレビを 見ながら、あるいは

今日 あった ちいさなきごとを 話しながら、静かに みかんの を むきます。

「この みかん、あまいね」 「明日は 雪が 降るかも しれないよ」

そんな なにげない 会話が、こたつの ぬくもりと いっしょに、私の 心に しみ込んでいきます。 ミャンマーの 家族と はなれて 暮らす さびしさが、この だんらんの じかんだけは、どこか とおくへ きえていくような 気がしました。

同じ 布団に 足を 入れる。 それだけで、言葉の かべを こえて、本当の 家族に なれたような、不思議な いったいかんが 生まれるのです。


まとめ:冬の 鎌倉で、あなたも「こたつむり」に なりませんか?

鎌倉の 冬は 寒いですが、その 寒さが あるからこそ、こたつの 温かさは こんなに ぜいたくに 感じられるのだと 学びました。

もし みなさんが 冬の 農泊に 来たら、ぜひ お父さん お母さんと いっしょに、この 魔法の テーブルを かこんでみてください。 きっと、いっしょう忘れられない ぬくぬくと した 思い出が できるはずです。

でも、気をつけてくださいね。 一度 入ったら、あなたは もう、自分の お家に 帰りたくなくなって しまうかもしれませんから!

ちぇーずーてぃんばーでー(ありがとうございました)!

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