
ミンガラーバー(こんにちは)! 鎌倉農泊協議で研修をしています、ミャンマーの留学生(りゅうがくせい)です!
まいにち、鎌倉のきれいなしぜんのなかで、のうかさんとどろんこになって、いっしょにかつどうしています。 都会のいそがしい生活では気づかなかった「ほんとのぜいたく」をかんじています。
今日は、私が研修のなかでいちばんかんどうした「つちの上のキッチン」**のお話を、心をこめて書きます。 べんりすぎる今のせかいで、私たちがわすれていた「命のちから」を、体ぜんぶであじわえる、とくべつなじかんのお話です。
1. とってから0分!はたけがレストランになるまほう
あさ、鎌倉「やと」には、きもちいい空気がながれています。 たいようすをあびてキラキラしている鎌倉野菜は、見ているだけでげんきになります
まずは、自分の手でやさいをひとつずつ、ていねいにとることから始まります。 ゆびさきでかんじる、しめった土のきもちよさ。野菜の葉っぱの、びっくりするようなやわらかさ。 そして、くきをとったときにきこえる「ポキッ」というみずみずしい音……。 そのぜんぶが、ねむっていた私の「感じるちから」をおこしてくれます。
とったばかりの野菜をもって、はたけのすぐとなりのキッチンへいきます。 ここは、野菜が「ぜろびょう」で料理(りょうり)になる、最高のばしょです。
2. 土のにおいが最高のスパイス:しんぷるがいちばん!
さあ、りょうりのスタートです。まずは自分たちでひをおこして、おゆをわかします。 ここでつかうやさいは、かるく土をおとすだけでいいです。 包丁をいれたときに広がる野菜のにおいは、スーパーの野菜とはぜんぜんちがいます。思わず「わあ!」と声がでてしまいます。
- しぜんの音楽(おんがく): トントンと野菜をきる音。
- 火のあたたかさ: 木(き)がパチパチともえる音。
- まわりの景色(けしき): とおくできこえる鳥(とり)の声。
これぜんぶが、最高の「かくしあじ」になって、野菜をいちばんおいしくしてくれます。 あじつけはシンプルに、やオリーブオイルだけで十分です。 やさいがもっている「生きるちから」がギュッとつまった味は、どんなこうきゅうな調味料(ちょうみりょう)にもまけません。
3. 体ぜんぶでかんじる大地のめぐみ、ゆっくりながれる時間
お鍋からふわっとゆげがでて、はたけのいいにおいがします。 できたての熱いスープをのむと、つちのことを思いだすような、ふかい味がします。
目のまえには、さっきまで野菜が育そだっていた畑が見えます。 風の音、木の葉っぱがゆれる音、虫の声……。 ここで流(なが)れる一分一秒(いっぷんいちびょう)、すべての音がこの瞬間のための「おいしいまほう」になります。
こうして体ぜんぶをつかって食べる時間は、ただの「ごはん」じゃありません。 自分が地球とつながっていることをかんじる、とてもたいせつな体験になります。
4. わすれていた「ほんとうのゆたかさ」をみつける場所
私たちは今、スマホやパソコンばかり見て、いつも何かにいそいで生(い)きています。 そんな毎日から一度(いちど)はなれて、自分の手で火をおこして、土のめぐみをいただく。 この少し不自由でむかしのような生活のなかにこそ、わすれていた「本当のゆたかさ」があるのだと気づきました。
それは、一生懸命に野菜をそだてる農家さんへの「ありがとう」のきもちです。 そして、自分の心(こころ)と体が、しあわせでいっぱいになる感覚(かんかく)です。
鎌倉の農泊で体験する「つちの上のキッチン」は、ただのりょうりきょうしつではありません。 心をリセットして、明日からまた頑張ろう!と思える元気をチャージするための、かけがえのないじかんです。
皆さんも、このとくべつな「いのちの味」をたべに、鎌倉へ遊びに来ませんか? はたけで皆さんの笑顔にあえるのを、研修生のみんなで、たのしみに待っています!
チェーズーティンバーデー(ありがとうございました)!

