
ミンガラーバー(こんにちは)! 鎌倉農泊協議会で研修をしています、ミャンマーの留学生です!
鎌倉の街をあるくと、おしゃれなレストランのメニューに「かまくらやさい」という名前をよく見ますね。色がとてもきれいで、味がこい野菜です。 でも、そのおいしさのひみつは、土や育て方だけじゃありません。
私が研修生になって、毎日どろんこになって分かったことがあります。 それは、農家 さんと「こんにちは!」とおしゃべりして、心がつながること。これが、農泊のいちばんの宝物だということです。
スーパーできれいにふくろにはいっている野菜だけでは分からない、「土のむこうにある温かいお話」を、今日はがんばって書きます。
1. 農家さんは、おいしいの魔法使い(まほうつかい)です
「このトマトを見て。ヘタのところが少し割れたら『食べていいよ』の合図(あいず)。今がいちばん甘いよ」 「このカブは、皮をむいたらダメ。そのまま焼いて、塩をパラパラするだけで、ごちそうだよ」
畑の中で農家さんが言う言葉には、野菜への「深い愛」がギュッと入っています。本には書いていない、すごいちえです。 私がびっくりしたのは、いつも捨ててしまう葉っぱや、くきのことです。 「大根の葉っぱをいためると、ごはんが止まらないよ」「ブロッコリーの真ん中がいちばん甘いよ」と教わりました。私とてもびっくりしました! 農家さんから教わって、自分でとった野菜は、どんな高級なレストランよりも、お腹がすく「最高のスパイス」が入っています。
2. 「買う人」が「仲間(なかま)」になる、魔法のお茶タイム
農泊の研修で、私がこっそり楽しみにしている時間があります。それは、仕事のあとの**「お茶の時間」**です。 土をさわって、気持ちいい汗をかいたあと、畑のすみっこや、古いお家のえんがわで、農家さんとお茶を飲みます。とりたてのキュウリも食べます。 お話は、むずかしいことじゃありません。「あしたは雨かな?」とか「昔、ここにはキツネがいたよ」という、鎌倉の古い思い出です。
そんなお話をたくさんすると、いつのまにか「野菜を買う人」と「野菜を作る人」のあいだにあるカベが、スーッと消えます。 私も、この畑を一緒に守っている**「仲間」**になったみたいで、とてもほこらしい気持ちになります。
3. お腹(なか)だけじゃなくて、心が満タンになる「いただきます」
自分の手で土からぬいて、農家さんのこだわりを耳できいて、温かい手からもらった野菜。それを一緒に料理して食べるとき、今までにないふしぎな気持ちになります。
鎌倉野菜の強い味のむこうに、農家さんの笑顔や、あの時の風のにおいが見える気がします。 「いただきます」 この言葉が、ただのしゅうかんじゃなくて、私の体の中から「ありがとう!」とあふれてきます。 食べものに入っている「気持ち」をぜんぶ食べること。これが、本当のぜいたくなんだと、畑のまんなかで勉強しました。
4. 鎌倉が「ただのかんこうち」から「帰りたい場所」になります
研修がおわって街にいったとき、やおやさんで鎌倉野菜を見つけます。 そのとき、皆さんの心には、きっとだれかの顔が浮かびます。 「あ、あのお父さんのトマトだ!」「あのお母さんの畑のカブかな?」
そんなつながりがひとつあるだけで、鎌倉は「おしゃれな場所」から、**「大好きな人がいる、また帰りたくなる場所」**に変わります。
人の温かさにタッチして、お腹も心もパンパンになる。 そんな、人生の宝物になる時間をすごしに、鎌倉の畑へ遊びに来てください!
今回のテーマのほかにも、いろいろなブログがあります。ぜひ見てください! チェーズーティンバーデー(ありがとうございました)!

