新型コロナウイルスのパンデミックはありとあらゆる分野に大きな影響を与えています。特に観光業、飲食業、イベントといった経済活動に支えられている地域経済へのダメージは大きく、復興のためにはウィズコロナ時代の“新しい生活様式”に則った戦略が求められます。

ここでは、T-REEF Vacation Houseの2019年1月から2020年5月の宿泊データからみられる新型コロナウイルスが宿泊業にもたらした影響や、実際に運営をしていて感じる肌感覚や観光地の実情をレポートし、どういった意識をもってアフターコロナへの道を進んでいくのか、T-REEF Vacation Houseの運営に携わる4人の生の声を掲載していきます。

連載第3回は、現地副支配人として施設管理やホスト業に携わり、また卓越したセンスで施設の内装デザインやインテリアを手がけ、ゲストに非日常のリラックス空間を提供しているT-REEF Vacation House鎌倉副支配人 富永悦子のレポートです。

コロナ禍をうけて

T-REEF Vacation House 鎌倉副支配人 富永 悦子

「見えない敵」新型コロナウィルス感染拡大は世界の経済に危機をもたらした。

日本においても外出自粛要請、休業要請後は人の集まりや移動が極端に制限され、サービス産業は大打撃を被った。とりわけ観光業や宿泊業は最たるものだ。当社の宿泊事業である簡易宿所、民泊利用者の需要激変も例外ではなく、長期にわたり開店休業を余儀なくされた。

不要不急の県境越え自粛、海岸への立ち入り禁止は当事業が推進するアクティビティの1つであるサーフィンやスタンダップパドルの体験、レッスンは機能を果たせなかった。

一年を通して集客の多いゴールデンウィーク時期の需要減少は壊滅的状況に陥った。

緊急事態宣言は解除されたものの、今夏、神奈川の全海水浴場の開設中止が決定した。

サーフトリップ、マリンスポーツ体験希望者に及ぼす影響が懸念される中、当宿泊事業の支配人でもあり、鎌倉農泊協議会前会長の富永忠男が指揮を取る“海遊び”はこれまで以上に受講者の安全と安心に配慮し楽しんでいただける努力を惜しまない。

この長きに渡った自粛期間に日本人の余暇への捉え方に変化が生まれてきたのではないだろうか。よりプライベートを充実させたい!と考える人々が増え、それとともに観光業への質の高さが求められると考える。

そんな時だからこそ私たちは自信を持って当事業を推し進めていきたい。

今後もコロナの次期感染動向を見極め、警戒しつつも経済活動再開へ向けて積極的に取り組んでいきたい。




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