鎌倉農泊協議会

円覚寺へ、人力車に乗り夫婦で紅葉狩り

太陽の位置で色づいた葉の見え方が変化します。良い時間を見つけて見てはいかがでしょうか。

フォトグラファー宮林 哲也 (tetsuya miyabayashi)

江の島 私の歩き方 38才2児の母 北原の場合


どんなに時代が流れても、たとえ最先端のおしゃれなお店がオープンしても、なぜかそこかしこで懐かしい昭和の香りを感じるノスタルジーの島、江ノ島。

1日あれば隅々まで周れる小さな島ですが、見どころや楽しみ方がいっぱいの魅力的な場所です。

私がはじめて江ノ島を訪れたのは、たぶん小学校の課外授業だったと思います。そのあとは女友達とプチ旅行気分で神社を参拝したり食べ歩きをしたり、恋人。カメラ片手と「龍恋の鐘」を鳴らして南京錠に願いをかけ、夕日を眺めるデートをしたり…に一人で撮影旅を楽しんだりもしました。

そして今は、2人の小さな子供たちを連れてのお散歩に。

そんな私の“江ノ島の歩き方”を少しだけご紹介いたします。

富士山を眺めながら弁天橋を渡り、江ノ島神社の参道「弁財天仲見世通り」へ。

この道、人の多さと、おいしそうな食べ物の匂いの誘惑とついつい覗きたくなるお土産物屋さんが軒を連ねているのとで、なかなか前へ進めない、いきなりの難所なのですが…ここはぐっと堪えて子供らの手を引き先へ進みます。

 なんとか江ノ島神社朱の鳥居までたどり着けば、向かって左手にエスカー乗り場があります。まだ子供がいなかったころには迷わず階段ルートを行きましたが、子連れとなった今は頂上まで行くのにエスカーを利用することも増えました。

でもやっぱり、私は階段を上るコースが好きです。思わぬ発見や、その時々の景色、かわいい野良猫との出会いもあります。

そして何より、息を切らして上った後のビールの美味しさを味わうために!

階段で進むにしろ、3段階のエスカーを利用するにしろ、頂上までの道のりには見どころや絶景、写真スポットが色々あります。春夏は桜をはじめ丁寧に手入れされたたくさんの花々、秋冬は紅葉と澄んだ空気ゆえのクリアな景色。季節ごとに様ざまな景色を楽しめるのも魅力です。

また、近代的でおしゃれなカフェと老舗のお茶屋さんや商店が混在していて両方を楽しめるのも江ノ島ならではの面白いポイントかなとおもいます。

 ところで江ノ島にはパワースポットやスピリチュアルスポットと呼ばれる場所がいくつもあり、特に縁結び・縁切り・芸事の上達・弁財天などが有名です。おみくじが引ける場所もたくさんあります。

わたしは友人が出産する際などには「龍宮」で龍神さまに祈願したりします。お願い事がある際には是非どこに立ち寄ればいいか調べて訪れることをお勧めします。

 サムエルコッキング苑のある頂上まで到着すると、エスカーはここが終点。あとはひたすら歩くのみです。ちなみにこの江ノ島の頂上の広場には、下の仲見世通りで大行列を作っているたこせんべいのお店の「丸焼きたこせんべい 江ノ島頂上店」があります。そして、こちらはタイミングが良ければ下のお店ほど並ばずに買えるかも。

シーキャンドル(展望灯台)に登るなら植物園サムエルコッキング苑の中へ。お花好きにもおすすめのスポットです。おいしいフレンチトーストの専門店もあります。私がここへ立ち寄るのはほぼ年に1回。冬に開催されるイルミネーション『湘南の宝石』の時です。関東三大イルミネーションに選ばれた光のフェスティバルで、子供たちも毎年とても楽しみにしているイベントです。サムエルコッキング苑がメイン会場ですが、期間中は江ノ島全体いたるところが美しくライトアップされ、どこへ行ってもキラキラな非日常空間を味わえます。

また、シーキャンドルの下のお土産屋さんには、ここでしか買えないお土産や、海にちなんだ可愛い雑貨が揃っていておすすめです。

さて、頂上広場から向こう側への少し下ると、カップルに人気のスポット恋人の丘・龍恋の鐘があり、江ノ島神社の3つ目のお宮・奥津宮へと続きます。そしてついに、私の真の目的地「魚見亭」へと到着です。この魚見亭は創業140年を超える老舗のお食事処で、視界を遮るものがない高台にあるため相模湾を見渡す眺望が売り。たっぷり歩いた後に、こちらの海へ張り出したテラス席で、大空と大海原を眺めながら飲むビールの味たるや!ここへたどりつくまでの間、焼きたてのお団子にお饅頭、しらすソフトにしらすコロッケ…数々の誘惑に打ち勝ってきた醍醐味がここにっ‼

 …とはいうものの、子連れで出かける最近は専ら、待たずに案内して頂け、子供たちにも安全な小上がりのお座敷で、窓から海を臨んでのノンアルコールビールなのですが、それでもやっぱり至福の時間です。生しらすの時期には生しらす丼をいただきますが、名物の江ノ島丼や江ノ島ラーメン、ハマグリやサザエのつぼ焼きなどメニューも豊富で、夏場には昔ながらのかき氷を楽しむこともあります。

素晴らしい眺めとレトロな雰囲気、おいしいビールとお食事を堪能したら、お店のすぐ外の階段を下りて稚児ヶ淵へ。岩屋の前に広がる岩場で、すぐそばで波が打ち砕けるのを見たり、岩の間に小魚や貝、カニがいたりして子供たちの大好きな場所です。夕暮れ時には富士山のむこうに沈む夕日と移ろう空の色が美しくロマンチックな人気のスポットです。

 私はまだ子供たちを連れて行ってはいませんが、隣接する岩屋洞窟も数々の伝説が残る神秘的な空間で、気軽に冒険気分が味わえますよ。

ひとしきり遊んだ帰り道はまた二通りの選択肢。来た道を戻るコースか(魚見亭で近道を教えてくださいます)、もしくは稚児ヶ淵から遊覧船「べんてん丸」約10分で弁天橋の中ほどまで行くコースです。

 私はいつも子供の余力があれば、来た道を徒歩で帰り、あらためてお土産屋さんをのぞいたり、ソフトクリーム(江ノ島アイランドスパのコーヒーソフトがお気に入り)を食べたりするのが好きですが、疲れているようならべんてん丸に乗ります。遊覧船といっても、名前から想像するようなゆったりとしたものではなく、乗り合いのクルーザーで海の上をズザザザザー―――っと勢いよく運んでくださいます。それはそれで爽快です。(1点気を付けなくてはいけないのは、到着先が弁天橋の中腹なので江ノ島内の駐車場に車を止めている場合、かなり歩いて戻ることになります。)もちろん往路として弁天橋の中腹からべんてん丸で稚児ヶ淵へ上陸し、江ノ島逆流散策することもできますよ。ただし天候や波の様子によっては運休となりますのでご注意ください。

さわやかな潮風の香る大寺院・光明寺

天照山 蓮華院 光明寺。浄土宗の大本山です。西暦1243年鎌倉幕府四代執権・北条経時公が浄土宗の高僧として名高い然阿良忠を開山に迎え開かれたといわれています。その後第五代執権北条時頼歴代の庇護を受け、七堂伽藍を整えた大寺院と発展していきました。室町時代には後土御門天皇より関東における念仏修行の道場として「関東総本山」の称号を受け、国と国民の平和を祈る天皇が指定した祈願所「勅願所」に指定されます。さらに江戸時代には徳川家康公によって関東十八檀林(徳川幕府の定めた学問所)の筆頭とされ日本全国から学僧が集い、念仏信仰と仏教研鑽の根本道場となりました。そんな歴史ある大寺院でありながら、民衆に寄り添った教えを説く浄土宗らしい解放感のある開かれたお寺です。

【見どころ①】鎌倉最大規模を誇る本堂「大殿」

現存する億増の古建築では鎌倉一の大きさで、国指定の重要文化財に選ばれています。1698年に建立され、入母屋造りで銅葺屋根の外観は簡素な印象がありますが、内部はとてもきらびやかで本尊の阿弥陀三尊のほか諸仏が奉られています。百本柱のお堂としても有名です。※現在10年計画の保存修理工事中のため残念ながら本堂の中に入ることはできません。(2030年まで)

【見どころ②】タイミングによっては楼上に上がれる!鎌倉最大級 高さ20mの山門

五間三戸二階二十門といわれる門で、高さ20m、間口16m、奥行き約7m。1階は和風、2階は中国風に作られています。掲げられている「天照山」の額は1436年に後花園天皇から賜ったものです。二階には釈迦三尊・四天王・十六羅漢が祀られています。普段は楼上に上がることはできませんが、年に数回特別公開されることがあり、階上からは由比ガ浜を挟んで稲村ケ崎、遠く富士山を臨む素晴らしい眺望が広がります。特に桜の季節に開かれる「観桜会」の特別公開では、眼下に満開の桜と本堂を見渡すことができます。

【見どころ③】二つの庭園…蓮池のある「記主庭園」と枯山水「三尊五祖の石庭」

光明寺には本堂を挟んでふたつの庭園があります。蓮の名所と知られる記主庭園は、江戸時代の茶人で庭師の小堀遠州作といわれている浄土式庭園。庭園の奥に聳える大聖閣は宗祖法然上人800年大御入忌を期して建立されました。2階には金色の阿弥陀三尊像が祀られていて、回廊からそのご尊顔を拝することが出来ます。蓮の見ごろの7月に開催される「観蓮会」では、大聖閣の一階でお茶席が開かれ、まさに極楽浄土の景色を見ながらお抹茶をいただくことができます。

本堂の南側には三尊五祖の石庭があります。白い砂の上に置かれた石で三尊(阿弥陀仏、観音菩薩、勢至菩薩) 五祖(お釈迦様、善導大師、法然上人、鎮西上人、良忠上人)を表現しています。そしてこの庭園全体でこの世(此岸)とあの世(彼岸)の世界観が示されています。

【見どころ④】重さ1tを超える鐘楼 

847年に建造された鐘楼堂は、総ケヤキ造りで瓦の瓦葺の立派な建物。現在の梵鐘は、昭和36年に法然上人750年遠忌にあたり鋳造されたもので、重量は三百貫(およそ1125kg)あり、鎌倉では円覚寺、建長寺に次ぐ大きさなのだそうです

 

見どころ⑤】迫りくるシンゴジラを思い浮かべて… 

光明寺の裏山には由比ガ浜や稲村ケ崎を臨む展望エリアがあります。晴れていれば美しい富士山も。かながわ形象50選にも選ばれています。実はここ、映画『シンゴジラ』でシンゴジラが由比ガ浜に上陸するシーンが撮影された場所なんです。訪れる前にそのシーンをチェックしてみてくださいね。

鎌倉 私の歩き方 フォトグラファー宮林 哲也 (tetsuya miyabayashi)

逗子の大崎公園から、江の島と霊峰富士を撮影。

冬にライトアップされた江の島特にシーキャンドルの真下は異空間を感じます。そして、毎年のイルミネーションも楽しみですね。

材木座から坂の下方面へ霊峰富士を狙う。鎌倉のビーチ東側では、どこでも富士山がこのように見る事ができます。

材木座から逗子マリーナをとらえた写真。夕暮れ時です。ドラマチックな様相へと変化する前です。

紫陽花 明月院、ここの紫陽花は大きな木々 のこぼれ日に照らされて咲く紫陽花 が印象的でした。

大仏  実は、この写真大分昔の物ですが、でもずっと座ったままでいます。

フォトグラファー宮林 哲也 (tetsuya miyabayashi) 鎌倉農泊協議会会長富永忠男が率いるサーフチーム T-REEF surfboard の一員で株式会社 REAL-SHOT (リアルショット)に所属。

     株式会社 REAL-SHOT (リアルショット)    代表者 本野 彰人(モトノ アキヒト