鎌倉農泊協議会

農泊体験 馬上夫妻の場合 古民家再生宿泊宿 琥珀-AMBER-に宿泊

馬上夫妻 結婚一周年おめでとう!!
千葉エコ・エネルギー株式会社 代表取締役 馬上丈司様
有限会社高秀牧場 馬上温香様を結婚一周年を記念して古民家再生宿「琥珀」にご招待させていただきました。

今回は温香様が魚介が好きということで鎌倉農泊協議会で鎌倉おでん「波平」でお食事していただきました。

馬上社長との出会いは鎌倉農泊協議会の中核法人をしている株式会社Brain Trust from The Sunがソーラーシェアリング施設のコンサルティングを依頼した3年前からのお付き合い。

馬上社長が経営する千葉エコ・エネルギー株式会社は日本の食料とエネルギーの自給率にを向上させる事業を推進しています。馬上社長自身はエネルギー政策について政府の諮問にこたえる立場。小泉元首相と対談したり業界ではよく知られた存在。多い時は週に3回以上講演活動しています。

馬上温香様の生家である高秀牧場は、いすみ市の大自然の中で約150頭の乳牛を飼育している酪農牧場です。広大な敷地を持ち、東京から2時間半でまるで北海道のような雰囲気を味わえます。自然資源を無駄にせず、循環させていく「循環型酪農」に取り組み、街の活性化と食の安全に貢献しています。
結婚式の前日は旅サラダで紹介された影響で注文が殺到し、夜中まで仕事をされたとのこと。

そんな新婚お二人と結婚35年、鎌倉農泊協議会の会長を務める富永忠男・悦子夫妻が農泊や事業についてお話を伺いました。お二人にお話を伺って私が興味深かったのは、馬上温香様の牛LOVEの背景。。。特に牛の繁殖や乳牛の話はとても生きるということを感じます。今回は新妻・馬上温香様にスポットを当てて記事を書きたいと思います。

鎌倉農泊協議会副会長 大川桂一

馬上夫妻との対談 鎌倉農泊協議会 富永悦子

高秀牧場で自家製の生乳を使ったチーズやジェラートの製造販売に腕を振るうとともに、年間10校ほどの小学校を訪問し、牛とのふれあい学習や酪農体験を行っている温香さんのお話は大変興味深く、勉強になりました。特にチーズには目のない私たち夫婦は、先ず温香さんにこれまで多くの受賞歴を持つ高秀牧場のチーズについて伺いました。今では製造量が追いつかないほどの売れ行きのチーズを生み出したのは、生乳を牛乳として販売するだけでなく加工して製品化し、より多くの消費者に提供したいと考えたお父様の思いによるもの。その新事業立ち上げに白羽の矢を立てられたのが当時留学中だった温香さん。留学先のカナダの牛乳に満足していなかった温香さんが実家の牛乳のおいしさを改めて実感したのもこの時期だったそうです。

〈面白エピソード〉ホームステイ先の冷蔵庫を開けて牛乳がなくてビックリ!牛乳って買わないとないんだっけ⁈

 酪農家である家業の仕事を通し「牛の素晴らしさ」を多くの人に知ってもらいたいと思い、帰国。優秀なチーズ職人との出会いと工房をやりくりする温香さんの手腕が功をなし、今では多数のメディアに取り上げられるほど評判高いチーズ工房に。チーズ工房に続いて数年後にはミルク工房をオープンさせ、そこで販売した季節ごとにメニューが変わるジェラートがこれまた大評判となり多くの注目を集めることに。その店内には「酪農家について」「牧場の1日」「牛の一生」などを子供たちにも分かりやすいよう手書きのイラスト付きの張り紙が。。ジェラートやチーズを口にしてくれる人たちに少しでも牛について知ってもらえたら、との思いで書き記したそうです。これらの製品をきっかけに牛についての知識を広めたい、牛に興味を持ち、牛を好きになる人が増え、あわよくば酪農家を目指す人のきっかけになれたら嬉しいと熱弁されました。また、学校訪問、牧場での酪農体験の際に子供たちに語ることは、可愛がって育てた乳牛ものちには食肉となり人間やペットの口に運ばれる。牛に限らず鶏や豚、魚、そして野菜や果物も同様。生き物すべてに感謝することの大切さをこれからも牛の学習を通して子供たちに伝えていきたい、牛の生態を語ることに生きがいを感じていますと笑顔で語られていたのが印象的でした。そして、ミルク工房についてはこんな話も。ミルク工房で働くスタッフは福利厚生としてジェラート食べ放題なんです、それを目当てにバイトしているスタッフもいますよ、と笑

この後も丑年生まれの私は牛愛MAXの温香さんに質問責め。放牧ではなく牛舎飼いの方が健康管理がしやすい。繋ぎ飼いのメリットの一つは群の中にいるお局牛にストレスを与えられ弱ってしまう牛を守ることができる、のくだりでは一同、どこにでもいるのですね、お局って 苦笑。その後も、乳牛の寿命は8年位、初産は2歳、牛の性格は人間同様様々。穏やかだったり気性が荒かったり。メガネの人が苦手だったり女の人を受け付けない牛もいたり。面白話し、ためになる牛情報をたくさん教えて頂きました。農泊についての持論も伺えました。

古くなった牛舎を宿に!の構想も⁈

その暁には、牧場内の宿泊体験を提供するだけでなく、酪農や農業、そして漁業体験を提供したい。牧場で乳搾りや地元農家や地元漁港での生活体験。地元でとれた食材を味わったり、地元の人々との交流を楽しむことができる、そんな地域に密着した宿泊施設を作りたい、と。是非、実現させて頂きたいと思っています。一方、ソーラーシェアリングを推進していらっしゃるご主人の馬上さんには農業と太陽光発電を両立させる仕組みについてのお話や馬上さんの元を訪れる農業を目指す人々について伺いました。保守的な農家さんに改革を!新天地を切り開いてもらいたい!との言葉に熱意を感じました。初対面にもかかわらず話は盛り上がり、杯が進むほどに極々プライベートなお二人の馴れ初めや結婚に至るまでのエピソード、やがて一夫多妻制について、ここには記せないあんな話やこんな話も笑 大変貴重なお話を伺えたことに感謝しています。鎌倉農泊協議会に携わっている関係者の子供達と共に高秀牧場で是非酪農体験をし、評判の乳製品を味あわせていただく日を楽しみにしています。

追記 「直近でやりたいことリスト筆頭はサーフィン!」とおっしゃっていた温香さん。喜んでレッスンお受けします。

農泊体験 西辻夫妻の場合 Grand Bleuに宿泊

先日、片瀬海岸のグランブルーという施設に西辻夫妻にご宿泊いただきました。 ご主人の西辻 一真さんが代表をされている株式会社マイファームは、「自産自消」=「自分でつくって自分で食べる」ことのできる社会を目指して、体験農園や農業学校の運営、農産物の生産、流通販売事業等に取り組む企業です。奥様もご自身の経験を活かし、アレルギーを持つ方の食に関するお仕事をされています。Bistrot Orange ビストロオランジュで鎌倉野菜を中心としたメニューで鎌倉農泊協議会会長の富永夫妻と副会長の私でディナーをしました。京都大学農学部を卒業されて会社経営をされている西辻さんのお話は非常に面白い。 土の中の微生物の話や、葉っぱの色合いで果実の成熟度を見極める話。皿の上に出てきた豚肉の厚みで育てた月日かわかる話。大事に育てられた豚や牛は出荷されるときに暴走しない話など非常に勉強になる話を共有して頂きました。動物に限らず、植物に関しても命をいただくとことは自然の営みだと考えさせられる時間でした。 今後、鎌倉農泊協議会の中核法人である㈱Brain Trust from The Sunでは鎌倉で農場を確保してマイファームさんと鎌倉での農泊体験を提供したいと考えております。マイファームさんには茨城県神栖市で運営しているソーラーシェアリング(太陽光発電設備の下で農業をする)事業の営農指導でお世話になっております。千葉エコ・エネルギー株式会社の馬上社長の紹介でご縁を頂き、仲良くさせていただいております。これからも皆で協力して頑張っていきたいと考えております。

〈紫芋のポタージュ〉紫のきれいな色が目に美しいポタージュ。ほどよい甘さとクリーミーな優しい味です。

〈鮮魚のポワレ・カリフラワーピュレ添え〉白身魚を塩とオリーブオイルでシンプルに味付けしたポワレと地元で収穫したカリフラワーは甘みを凝縮しリッチな味わいのピュレ仕立てに。

〈湘南豚のロースト〉風味のあるきめ細かい味で評判高い湘南のブランド肉を絶妙な火加減でロースト。じっくり煮込んだ飴色のオニオンソースがよく合います。

〈マスカルポーネクリーム フレッシュ苺とベリーソース添え〉ふわっとした口溶けが人気のデザート。旬の新鮮なイチゴと甘酸っぱいベリーソースの爽やかさを楽しめます

〈自家製テリーヌショコラ〉甘さ控えめでしっとりとしたなめらかな舌触りのテリーヌショコラをバニラアイスと共に。

西辻夫妻との対談 鎌倉農泊協議会 富永悦子

 京都大学農学部在学中は大豆の研究をされていた西辻さんは「農業の世界観を変えたい!」と13年前「自産自消」の理念を掲げ起業。そんな西辻さんが代表取締役を務めるマイファームが目指す、農を起点にした新しい社会づくりについてお話を伺いました。一方、国民の3人に1人がなんらかのアレルギー症状に悩み、幼児の10人に1人が食物アレルギーを持つと言われている現在、アレルギーナビゲーターとしてご活躍中の奥様のお話も興味深いものでした。

食の安全、安心に高い関心と知識を持つ奥様と「耕種」「畜産」「アグリビジネス」3つの農業のエキスパートである西辻さんとはお仕事で出会い、結婚に至ったそうですが、公私ともにベストパートナーとの印象を受けました。

西辻さんの農業学校を受講する方の中には自身が、またはお子さんが野菜アレルギーの親御さんも少なくないそうです。奥様のアドバイスが活かされているそうです。

面白い話、勉強になる話をたくさん聞かせていただいた中で強く印象に残っているのが、微生物をたくさん含んだ柔らかい土のことを「ゆりかご」と呼ぶことや、サラブレットは薬物検査が厳しく、糞に抗生物質などが含まれていないので安全で良質な肥料となること。AIが農業を担う時代!の話から夜間作業を行う「自動走行アスパラガス収穫ロボット」の実用化について。地球温暖化が日本の農業に与える影響や植物工場のメリット、デメリットについても。更には宇宙に存在する物質の総量は常に一定で…中学の理科で教わった⁈質量保存の法則まで話は及び…この辺になると、う〜む、難しい。

そして最後は、幸せの価値とは、次世代に何を継いでいくべきかの談義をし、お開きとなりました。

地元鎌倉で栽培されている「鎌倉野菜」の生産農家さんを訪ねたのをきっかけに農作物、農業に関心を抱いた私たち夫婦にとって、西辻ご夫妻から伺うお話は、農への興味をさらに喚起するものとなりました。

お二人の貴重なお話を参考に、鎌倉農泊協議会では「食」「農」「観光」を一体とした地域活性化を目指す農泊を推進していきたい、そのために私ができることは何なのかを改めて考える良い機会となりました。

追記

テーブルに並ぶ〝湘南豚のロースト〟を食しながら西辻さんから、豚の種類、生態について知識を得た後、話はガラリと変わり、まもなく誕生するお子さんの性別の話に。「安産祈願で有名な京都のわら神宮のお守りの中に入っている藁を見て生まれて来る子供の性別がオス….あっ‼」と言い放ったあと苦笑いする西辻さんに一同「今オスって言いました?」で爆笑。散々、豚や牛や鶏などの生き物についてレクチャーしていただいた後でしたから混同してしまったようです 笑(で、お子さんの性別は果たしてどちらなのでしょうか。) 

 

農泊体験 山森ファーム